薬剤部

患者の皆様へ

妊娠と薬外来

厚生労働省の事業として、「妊婦・ 胎児に対する服薬の影響」に関する相談・情報収集を実施している国立成育医療研究センター「妊娠と薬情報センター」の協力施設として、産婦人科と共同で「妊娠と薬外来」を開設しています。
現在お薬を飲んでいるが、妊娠しても赤ちゃんに影響はないか、妊娠していることを知らずに、お薬を飲んでしまったなど、妊娠中の方の、お薬の相談を受け付けています。

がん化学療法

がんの化学療法をより安全に行うために、バイオハザード対策用キャビネット(無菌空間をつくる装置)を使用して、無菌的な操作により、各患者さまに決められた量の化学療法薬の調製を行っています。
外来患者さまが化学療法をされる場合にも、化学療法薬の調製を行っています。迅速かつ正確な調製を心がけていますが、それなりのお時間を必要とすることにご理解ご協力をお願いします。
また、入院患者さまのベッドサイド及び外来患者さまの化学療法室に伺って、治療で使用しているくすりに関する、薬品名、薬効、副作用、注意事項等を説明しています。

サポートチームへの参加

院内には、患者さまの治療をサポートするいろいろなチームやカンファランスがあります。
  • 感染制御チーム(ICT)
  • 栄養サポートチーム(NST)
  • 褥瘡回診チーム
  • 疼痛緩和ケアチーム
  • DOTSカンファランス
など、信頼をいただける医療機関として評価されるよう自覚をもって積極的に参加しています。

臨床研究(治験など)に関する業務

当院には臨床研究部が設置されており、その中に治験管理室が配置されています。さまざまな臨床研究(治験を含む)が実施されており、薬剤師も事務局業務、CRC業務、治験に使用される薬(治験薬)等の管理業務に積極的に携わっています。

その他

細かく投与量を調整しなくてはいけないお薬については、薬の血中濃度から最適な投与方法を解析し主治医の投与設計をサポートしています。
小児科の成長ホルモン療法等特別な手技が必要な薬剤は、薬剤師が指導しています。
入院患者さまのベットサイドに出向き、薬の効果・使用方法の確認、副作用・相互作用のチェック、お薬についての相談など薬剤管理指導を通じて医薬品の適正使用に努めています。
市販されていない薬品の製剤化、医薬品等の購入・管理等、薬品が関係する業務に関わっています。
薬学部の学生実習を受け入れています。


ひとこと
お薬をより有効で安全に使用していただくために、お薬について何か疑問があった時には、お気軽に薬剤部にご相談ください。

製薬企業、医薬品卸業者の方へ

訪問制限について(2023年1月現在)
感染症対策のため、当院への訪問を原則禁止としています。
訪問による情報提供を希望される方は、電話メール等でアポイントを得た上でご来院いただきますようお願いします。
医薬品に関する情報提供について
薬剤部では、医薬品に関する情報(添付文書改訂、新発売、供給制限など)を幅広く集めております。各診療科の担当薬剤師、または医薬品情報管理室の担当者までお声かけください。
製品説明会について
薬剤部にて月1回程度開催しております。
説明会の実施をご希望の場合は、医薬品情報管理室の担当までお声かけください。
使用成績調査、副作用報告
治験管理室のページをご確認下さい。

他の医療機関の方へ

連携充実加算について
当院は連携充実加算の算定医療機関となっております。
年1回程度(10月頃)、研修会を開催しております。
時期になりましたら、岐阜県薬剤師会、岐阜市薬剤師会を通して案内させていただきます。

レジメン(治療内容)や患者様の状況に対する問い合わせは電話にて病院代表までお願いいたします。
フォーミュラリーについて
当院では医薬品の使用にあたり、有効性・安全性・経済性などを評価し、
患者さんに最適な治療を提供する目的で、以下のフォーミュラリーを採用しております。
なお、フォーミュラリーはあくまで方針であり、病状その他臨床状態を踏まえて
薬剤が選択されます。
当院で採用されているフォーミュラリーは以下の通りです。

疑義照会、トレーシングレポート
処方箋に記載の連絡先にご連絡下さい。

学校関係者、見学希望者、その他の方へ

見学の申し込みについて
就職目的での見学や、薬剤部の取り組みに関する見学の希望がありましたら、個別に対応させていただきます。まずは電話にて薬剤部長宛にご連絡下さい。
学生実習について
当院では、薬学部の早期体験、5年次の実務実習を受け入れております。
大学関係者で、実務実習に関する相談があれば、薬剤部長宛にご連絡下さい。